時計が動かなくなりまして。

手芸

うちの置き時計が動かなくなってしまいまして。

時計修理屋さんに行ってきました。

そしたら、その修理屋さんではドイツ製の時計しか扱えないそうで、持っていった置き時計は中国製の時計器具が使ってあるそうで。

記念品だから使いたいけれど、10年ほど使っているのでがたが来ちゃったかな…。

むしろ10年ちゃんと動いたことに感謝ですね。

ですが、時計屋さんが、「こういう時計パーツを買って、こういうふうに取り付ければ直せます」ということを丁寧に教えてくださいまして。

感激でした

刺繍時計を作ったことがあるので、時計を取り付けるなんて無理じゃんとかいう先入観がなかったのも良かったかもしれませんね。

今日は自作時計もしくはパーツが壊れてしまった時計に時計パーツを取り付ける方法を紹介したいと思います。

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準備するもの

時計(通し穴の大きさは1cm or 8mm)

文字盤が外に出ているタイプ。

時計の厚みによって使うムーブメントが変わってきます。

既存の時計の厚みについては一旦分解しないとわかりにくいです。

クラフトクロック時計ムーブメント時計の

もともとついていたものを使える可能性もゼロではないですが、もとの針と合う保障がないので針は対応したものを用意するのが一番いいです。

写真失敗して若干切れてますが、セイジさんのクラフトクロックのムーブメントと針が別個に売っているものをそれぞれ購入しました。

ムーブメント購入の際の厚みについて

うちの時計の厚みですと、7mmムーブメントが最適でした。(7mmと言うのはネジ部分の長さのことです)

目安は時計の穴が通る部分の厚み+1~2mmくらい。

ナットを回す余裕としてネジが表面に出るくらいで。

※すこしの誤差くらいなら組み立てできるかもしれませんが、短すぎるものだとネジが回せなくなりますし、長すぎるとかなり針が飛び出た形になります。

他にもかなり厚みのあるものに対応できるパーツもありますので、分解することができれば対応のパーツを買って組み立てることができます。

時計の通し穴のサイズついて

セイジのクラフトクロックには通し穴の直径が1cm穴対応のパーツと8mm穴対応パーツの両方が入っているので臨機応変に変えられます。

うちの時計は直径1cm穴でしたのでこちらにして正解でした

(自作時計の場合はムーブメントに対応する大きさの穴を開ければ大丈夫です)

セイジのクラフトクロックは付属品として丸ナット工具と、反対側に六角ナットの工具がついていますので組み立てに特に工具は必要ありません

※以前別のメーカーさんのクラフトクロック、針とムーブメントがセットになったものを購入しましたが、組み立ての際六角ナットを回す工具は入っていなかったので、購入するムーブメントによっては六角レンチが必要になるかもしれません。

時計の針について

セイジのクラフトクロックは別売りで針がついています。

種類もあるので好きな長さ、色、デザインの針を選ぶことができます。

ムーブメントと針がセットになっているものもありますし、他社さんでもいろんな針があります。

自作時計でしたら針のデザインからムーブメントを選んでもいいかと思います。

ちなみに、電波時計もあるみたいです。これもお好みで。

組み立て方

ムーブメントの箱にはムーブメントと、こちらのパーツ&工具が入ってます。

セイジのクラフトクロックのムーブメントについていた説明書です。

こんな感じで組み立てます。

文字盤の後ろ側にハンガーとゴムパッキングを通していくのですが、

ハンガーの金属部分がムーブメントとカチッとハマるので、壁掛けでない場合もハンガーは通しておきます。

丸ナットにした場合。

丸ナットの2箇所ある溝に工具をはめこんで、回します。

これは、本当に回らなくなるくらい固く締めましょう。

針はこんな感じになっています。

私は白い針を購入しました。

黒とかゴールドとか、デザインのあるものもあるので、時計のデザインに合うものを選べます。

短針、長針、秒針の順にはめ込んでいきます。

浮いてしまわないように、しっかり押し込みます

針が曲がらないようにだけ注意してください。


これで出来上がりです✨

電池を入れて動いたらOKです。

思い出の時計が動くようになりました🤗

オリジナル時計作成や時計修理の参考になりましたら幸いです。

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